投稿

11月, 2020の投稿を表示しています

12月第1週の献立表(11月30日~12月12日)

イメージ
三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

下肢つり

イメージ
  突然発症する痛みを伴った下肢筋のつれは、 強直性の筋収縮で「筋硬直」ともいいます。 下肢のつれは透析治療に伴う急性の合併症の一つで、 透析中終盤に症状が現れることが多いです。  下肢つれには多くの因子が関与しますが、 最大の要因は総除水量が多い、 除水速度が速いことで、多くは血圧低下を伴います。 急速、過剰な除水を避けることが重要で、 除水速度は「 体重 (kg) × 15mL/h 」を目安とされています。 発症時には生理食塩液の急速な補充を行います。 尿素窒素やナトリウムなどの浸透圧物質が除去され、 血漿浸透圧が低下することも原因の一つで、 10% 塩化ナトリウム溶液や 50% ブドウ糖液などの 高張液を血液回路内へ注入する場合もあります。  その他に、透析液の使用に伴うアルカリ化で、 イオン化カルシウム濃度が低下することも原因となります。 高張液の注入で改善しなければ 8.5% グルコン酸カルシウム液の注入を試みます。  また、食事が不十分で低マグネシウム血症、 低カリウム血症の患者さんも下肢つれが起きやすいです。   下肢つれを予防する方法として漢方の芍薬甘草湯の内服や、 下肢筋肉への血流を促すよう下肢の軽い運動 ( 足踏み ) をしたり、 温めることも効果があるとされています。

施設の周りの様子

イメージ
 11月後半にもなるとクリニック前の木々が見事に色づいてきます。 晴天の日などに来院の際はぜひご覧になってください。

11月第3週の献立表(11月16日~11月20日)

イメージ
三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

感染対策

イメージ
新しく感染対策に足踏み式のアルコール消毒台が設置されました。 手指消毒の際、手で押さずに消毒液が噴霧されるため 接触感染を防ぎ、衛生的となっております。