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2月第1週の献立表(2月1日~2月6日)

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      三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

皮膚そう痒症

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 一段と寒くなり空気が乾燥する季節になりました。 透析患者さんの 60 ~ 80% の人が体の痒み ( 掻痒症 ) を訴えられています。 痒みを引き起こす大きな原因は尿毒症性物質の蓄積ですが、 その他の原因として皮膚の乾燥 ( ドライスキン ) など皮膚の異常や、 血清カルシウム、リン、副甲状腺ホルモンの数値の上昇、ダイアライザーと 血液の接触により生じる補体の活性化、中枢神経内の痒み制御異常などが関係します。  また、透析患者さんはドライスキンが 90% と高頻度に認められます。 ドライスキンになることで皮膚のバリア機能が低下し、 痒みを伝える神経 (C 繊維 ) が皮膚の表面近くまで伸びてくるため、 外界からの刺激や異物に対して敏感になり痒みを感じやすくなります。 そして痒みによって掻くと皮膚が炎症を起こし、 更に痒くなり掻いてしまう itch-scratch-cycle という悪循環になってしまいます。  痒みと一言で言っても様々な原因が関係しているため、 難治性となりやすいです。 そのため痒みの予防は原因別に総合的に行います。 まず大切な透析を行って痒みの原因となる尿毒症性物質を除去します。 ドライスキンに対しては保湿剤を使用し、 低下している皮膚のバリア機能を改善して 皮膚の表面近くまで伸長した C 繊維を元に戻し、痒みを感じにくくします。 更に入浴や冷暖房などでドライスキンや痒みを生じさせないために 生活習慣を見直すことも必要です。

1月第5週の献立表(1月25日~1月30日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

1月第3週の献立表(1月11日~1月23日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

新年のご挨拶 2021年

新年あけましておめでとうございます。  皆様方におかれましては、 清々しい新年をお迎えられました事をお喜び申し上げます。  また旧年中は、多大なるご配慮を賜り事故なく無事、 新しい年を迎えられた事、心よりお礼申し上げます。  昨年は新型コロナウィルスの流行により、日本中、 いや世界中がその対応に追われ混乱した一年となりました。  当クリニックでも標準予防策の徹底や発熱患者様の隔離などに取り組み、 対応に当たりました。 本年中には新型コロナウィルスに対する ワクチンの接種が開始されると思われ、その流行の収束が願われます。  皆様にとって本年が実り多き、穏やかな一年になりますように、 スタッフ一同診療に取り組んでまいりたいと思います。 三保の森クリニック 院長 宍戸 崇

新年のご挨拶 ~赤枝グループ理事長 赤枝雄一~

新年明けましておめでとうございます。  旧年中は格別のご高配を賜り、心から御礼申し上げます。  昨年はCOVID-19(新型コロナウィルス)をきっかけに、 世界にとって1つの転換期となりました。世界的なパンデミックの影響により、 人々の意識と動きを変え、政治のあり方を変え、 様々なニューノーマルが確立されました。 そして、医学研究・医療の現場にも大きな変化をもたらしつつ、 喫緊の課題として医療のあり方が問いかけられております。  新型コロナウイルス感染拡大防止に今後も取り組んでまいりますので、 ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、昨年は当法人グループにおいて教育研修センターが開設いたしました。  又、本年は5月に横浜市緑区に特別養護老人ホーム しょうじゅの里三保のサテライト施設(定員29名)が、 10月に千葉県茂原市に(仮称)特別養護老人ホームしょうじゅの里茂原(定員29名)の開所を予定しています。  更に、サテライト施設を含めた3つの高齢者福祉施設が 2022年度の開所を目指して準備を進めているところです。 この他にも構想中のプランがいくつかあり、 医療法人グループとしての歩みを止めず、引き続き邁進してまいります。   皆様には、より一層のご理解とお力添えを賜ります様お願いを申し上げます。  本年が皆様方にとりまして幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げまして、 新年のご挨拶とさせていただきます。  赤枝グループ 理事長 赤枝 雄一