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4月第4週の献立表(4月22日~4月27日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

4月第3週の献立表(4月15日~4月20日)

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   三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

透析療法の違いについて②(HF)

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今回のテーマは透析療法の違いについて 前回 透析療法の違いについて①(HD)の続きになります。 血液濾過 (HF:hemofiltration) 血液濾過 (HF) は血液中の水分と共に 血液濾過器 ( ヘモフィルタ ) の細孔よりも 小さい物質 ( イオンや老廃物 ) を、 圧力をかけて 強制的に透過します ( 濾過 ) 。 細孔を透過した液は老廃物が含ま れているので破棄し、 破棄された水分を補充液として血液に 補充します。   メリット ・急激な濃度変化がないため、循環動態が安定しています。 ・透析中の血圧低下や不均衡症候群が起こりにくいです。 デメリット ・低分子物質の除去性能が圧倒的に低いです。 ( ある程度の十分な除去をするためには、大量の補充液が必要とされます。 )

4月第2週の献立表(4月8日~4月13日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

透析療法の違いについて①(HD)

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  今回のテーマは透析療法の違いについて 透析療法にはさまざまな種類があり、 患者さんの病態やライフスタイルに合わせた透析療法が存在します。 血液透析 (HD) 、 血液濾過 (HF)、 血液透析濾過 (HDF) についてお話します。 血液透析 (HD:hemodialysis) 血液透析 (HD) は患者さんの血液を 血液回路に 通して水分や 老廃物を除去します。 HD は拡散という濃度勾配による物質 移動を 利用した方法です。 また水分はダイアライザ内で血液 に圧力を かけて除去しま す。   メリット ・実施施設が多いので施設の選択がしやすく、 旅行などの時に臨時で利用できる施設も多いです。 ・栄養状態の悪い患者さんにおいて AN69 膜は血液透析濾過 (HDF) と 比較してアルブミンの喪失が少なく、栄養状態を悪化させるリスクが少ないです。 デメリット ・ HDF と比べ小分子量物質の除去効率は劣りませんが、 中・大分子量物質の除去効率は劣ることが多いです。

4月第1週の献立表(4月1日~4月6日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

3月第5週の献立表(3月25日~3月30日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

3月第4週の献立表(3月18日~3月23日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

3月第3週の献立表(3月11日~3月16日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

MIA症候群

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今回のテーマはMIA症候群について  MIA 症候群って何? 栄養障害 ( m alnutrition) と慢性炎症 ( i nflammation) が 互いに影響しあってアテローム性動脈硬化 ( a therosclerosis) を促進させ、 虚血性心疾患や脳血管障害などの心血管病を引き起こします。 このような病態を MIA 症候群といい、合併症による透析患者さんの 死亡率上昇に関与する重要な合併症です。 MIA 症候群の要因 透析患者さんは様々な原因で、栄養障害と慢性炎症を来します。 腎不全や尿毒症、透析膜の生体適合性不良などによる慢性炎症は、 蛋白質の異化亢進を促すことで栄養障害の進行を増強させ、 栄養障害は免疫力を低下させて透析液の微量な エンドトキシンなどによる 炎症を増強させます。 このように、栄養障害と慢性炎症が互いに影響しあって 動脈硬化を促進させ、虚血性心疾患や脳血管障害などの 心血管疾患を引き起こし、生命予後を悪化させるとされています。 要因の評価 慢性炎症については透析条件の見直しや透析医材の検討、 フットケアや掻痒症のケア、禁煙指導、内服薬の評価などを行います。  栄養障害については極端な蛋白制限を避け、   蛋白質量に対するリン含有量が少なくアミノ酸が摂取できる食品を多く摂り、   高リン血症による血管石灰化を予防しながら筋肉合成に必要なものを   摂取できるように、栄養士さんと相談することが大事です。