鯖の梅煮

5/15 (木)は鯖の梅煮をご提供しました 。 魚料理は生臭みが出ないように下処理を行います。 まずは、魚の臭みを取るために、魚の切り身に熱湯をかけて霜降りを行います。 霜降りを行うと魚のアクが出てくるのでこれを水で洗い流します。 そして、生の魚を扱った後は、細菌汚染の拡大を防ぐために 調理器具やシンクに熱湯をかけて殺菌を行います。 今日はこの種無し梅を使って鯖を梅煮にします。 梅干しに含まれるクエン酸などの有機酸には 魚の臭みを抑える効果があります。 また、梅干しの酸味は煮魚の味をさっぱりと引き締めます。 さらに、透析食は減塩料理となりますが 酸味を加えることで味がしっかりと感じられるようになります。 こちらは鯖の梅煮を煮込んでいる所です。 梅干しの酸味や旨味がたっぷり鯖に染みて 見ているだけでよだれが溢れてくるようです。 安心してお召し上がりくださいね。