鯖の梅煮
魚料理は生臭みが出ないように下処理を行います。
まずは、魚の臭みを取るために、魚の切り身に熱湯をかけて霜降りを行います。
霜降りを行うと魚のアクが出てくるのでこれを水で洗い流します。
そして、生の魚を扱った後は、細菌汚染の拡大を防ぐために
調理器具やシンクに熱湯をかけて殺菌を行います。
今日はこの種無し梅を使って鯖を梅煮にします。
梅干しに含まれるクエン酸などの有機酸には
魚の臭みを抑える効果があります。
また、梅干しの酸味は煮魚の味をさっぱりと引き締めます。
さらに、透析食は減塩料理となりますが
酸味を加えることで味がしっかりと感じられるようになります。
こちらは鯖の梅煮を煮込んでいる所です。
梅干しの酸味や旨味がたっぷり鯖に染みて
見ているだけでよだれが溢れてくるようです。
安心してお召し上がりくださいね。
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