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透析時間

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 透析はどのくらい行うのが患者さんにとって良い効果があるのでしょうか。 透析時間が少なすぎると様々な尿毒症症状が出てしまいますし、 多 すぎると日常生活に支障が出てしまいます。 日本透析医学会の調査によると、血液透析 (HD) の場合 4 時間以上の 患者さんに比べて 4 時間未満の患者さんでは 1.19 ~ 1.34 倍と死亡リスクが高くなっています。    透析療法は失われた腎機能の一部を補うものです。 透析により血液中の尿毒症性物質や水分を除去し、 正常値に近付けるほど生命予後は良いと考えられます。  血液透析では患者さん個人の透析効率を再評価しながら 必要な透析量を設定することができ、 透析量=透析効率×透析時間で表されます。 適正透析の指標となるものは様々なものがあります。     ・大きな分子量の物質が除去されているかな ・小さな分子量の物質はどうかな ・透析の時間と回数 ・毒素が抜けた体液の量と割合   様々な指標を組み合わせて、透析量や透析効率を考える必要があります。 そして限られた透析回数や機械でも透析時間や血流量、透析液流量を 工夫して適正透析を目指します。        

9月第4週の献立表(9月21日~10月1日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

秋の実り

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気温もだいぶ落ち着き、過ごしやすい季節になってきました。 クリニックの施設裏では栗が実っていました。

9月第2週の献立表(9月7日~9月19日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

貧血

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 透析患者さんと貧血についてのお話です。 貧血にも様々な原因がありますが、 そのうち一般に最も多いのは体の鉄分が不足する鉄欠乏性貧血です。   一方、透析患者さんにおける貧血の主な原因は腎性貧血です。 腎機能の低下に伴って腎臓で作られる『エリスロポエチン』 と呼ばれる物質の産生が低下し、骨髄における赤血球の産生が 十分に刺激されないことで腎性貧血は生じます。 腎性貧血は透析患者さんに最も高頻度で出現する合併症で、 透析患者さんのほとんどが貧血であるといっても過言ではありません。   透析患者さんは赤血球寿命が短くなるとされており、 血液回路における残血も貧血の要因になります。 また透析中抗凝固療法を行っており、 消化管出血などの出血性疾患の頻度も高いです。 さらに鉄欠乏だけでなく骨髄での鉄利用も障害しやすく、 鉄代謝障害も貧血の大きな原因となります。 クリニックでは定期的に貧血関連の項目を含めた血液検査を行っており、 透析患者さんは目標ヘモグロビン(Hb)値 10g/dl以上12g/dl未満 が推奨されています。 Hb値の低下がみられた場合鉄代謝関連の項目も同時に見ていきます。 腎性貧血には、腎臓におけるエリスロポエチン分泌不足を補うために 赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による薬物療法が中心となります。 また、あわせて食事療法や鉄剤の投与も行います。

8月第5週の献立表(8月24日~9月5日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

お天気雨

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近頃変わりやすい天気が続いていますね。 クリニックでは雨の日の送迎時、 玄関に長く伸びるひさしが取り付けてあり、 車椅子の方も濡れずに車の中に入ることができます。 おまけ お天気雨で大きな虹が見えました。

神奈川県保険医協会新聞に当院の田邉歯科医師の記事が掲載されました!

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神奈川県保険医協会新聞に 当院の田邉歯科医師の記事が掲載されました! 今回のテーマは「ステイホーム」です。

8月第3週の献立表(8月10日~8月22日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

保険証提出のお願い

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