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7月第4週の献立表(7月19日~7月31日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

7月第3週の献立表(7月12日~7月17日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

リンについて

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 リン(P)はミネラル代謝において重要な成分の一つであり、 約85%は骨に、残りの大部分は細胞内に存在しています。 そして骨や歯の成分になったり、様々な代謝、 神経伝達など生命維持に必須の存在です。    体内のリン濃度の調整は、腸管からのリン吸収や、 骨形成と骨吸収のバランス(骨代謝回転)、腎臓での排泄と再吸収で主に行われています。 腎不全の患者さんにおけるリン、カルシウム(Ca)、PTHの異常によって 引き起こされる病態を『慢性腎病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)』と呼び、 骨が脆弱になり骨折しやすくなるだけでなく、 長期的には軟部組織、特に血管の石灰化を起こして生命予後に影響を与えます。  〇高リン血症    腎不全患者さんは、腎臓で産生される活性型ビタミンDが減少し、 腎臓における排泄や再吸収の調節が困難になるため、 PTHなどの調節があっても高リンになることが多いです。 一般的に1日に約1000㎎のリンを摂取していて 約700㎎(2/3)が尿中に排泄され、約300㎎が便中に排泄されます。 しかし1回の血液透析ではリンは約800~1000mgしか除去できず、 週3回の血液透析では週に3000mgしか除去できません。 そのため、リンの摂取制限やリンの吸着薬の服用によって、 リン濃度を是正する必要があります。  〇低リン血症   低リン血症は食事摂取量、特にタンパク質摂取量が少ないと、 腸管から吸収するリンより、透析で除去されるリンが多くなり起こります。 透析患者さんは一般的に高リン血症となることが多いため、 低リン血症の時は食事摂取量自体が減少しているような、 低栄養状態が背景にあると考えられます。   リンには50%程度しか吸収されない有機リンと、90%以上が吸収される 無機リンがあります。有機リンはタンパク質に多く含まれ、 無機リンは清涼飲料水(特に着色されたもの)や食品添加物に 多く含まれていて、この無機リンの摂取量に注意が必要です。

7月第1週の献立表(6月28日~7月10日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

6月第3週の献立表(6月14日~6月26日)

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          三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

6月第2週の献立表(6月7日~6月12日)

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        三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

当院でのコロナワクチン接種について

ワクチン接種について 横浜市では5月末よりワクチン接種の予約が始まりました。 大変申し訳ございません。当院ではワクチン接種を行っていません。 ご了承願います。 横浜市ホームページより予約方法等をリンクいたしました。 宜しければご活用ください。 新型コロナウイルスのワクチン接種について

腎性骨症

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 透析患者さんの骨折の頻度は、 同年代の健康な人と比べて数倍以上になることが分かっています。 高齢の透析患者さんは骨粗鬆症を合併していることが多く、 それに加えて透析患者さんは様々な理由で血液中のカルシウムの濃度が低下し、 カルシウム濃度を保つために骨からカルシウムが放出され、骨が脆くなります。    腎臓が悪くなると血液中のカルシウムやリンなどの ミネラルのバランスが崩れてしまいます。 慢性腎臓病では一般的に血液中のカルシウムが 不足となり、リンは過剰になります。 このとき、不足している血液中のカルシウムを骨から補うため、 骨からカルシウムの放出を促す副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が増加します。 これを二次性副甲状腺機能亢進症といい、 PTHの分泌が増加した患者さんは、PTHが骨からカルシウムやリンを 溶かし出す結果、ミネラルが不足して骨がスカスカになってしまいます。 これにより骨の強度を決める骨量が低下します。 また、尿毒素物質の増加が骨の強度を決めるもう一つの骨質を低下させます。 このような、慢性腎臓病に伴うカルシウム、リン、PTHの 異常によって引き起こされる病態を 『慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)』といいます。 インタクトPTHの管理目標は60~240pg/mLとなっています。

6月第1週の献立表(5月31日~6月5日)

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5月第4週の献立表(5月24日~5月29日)

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