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1月第3週の献立表(1月15日~1月20日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

1月第2週の献立表(1月8日~1月13日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

ダイアライザの機能的分類について①

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今回のテーマは ダイアライザの機能的分類について ダイアライザは色々 ダイアライザは中空糸型と積層型では形が違い、 見た目は似ていてもサイズや膜の素材にも様々なものがあります。 そして、難しい話になりますが機能によって分類されており、 今回はそんな分類のお話です。 血液透析は拡散と濾過の原理により尿毒素と過剰な水分を除去するため、 透析膜には高い溶質透過性 ( 尿毒素の通りやすさ ) と透水性 ( 水を通す性質 ) が 求められるとともに、十分な機械的強度と生体に悪い影響や刺激を与えないこと ( 生体適合性 ) も必要とされます。 ダイアライザの材質 ダイアライザの材質は、 石油由来の合成高分子系膜 と 天然素材のセルロース系膜 とに大別されます。 〇合成高分子膜 低分子蛋白の除去に優れ、生体適合性が良いとされています。 最も使用されているものはポリスルフォン (PS) 膜で、 PS 膜は疎水性のため水になじみやすくする ( 親水化剤 ) ポリビニルピロリドン (PVP) が 添加されています。また多くの高分子系膜は 合成材料のビスフェノール A(BPA) を含んでいます。  ポリスルフォン (PS) 膜  ポリエーテルスルフォン (PES) 膜  ポリエステル系ポリーマーアロイ (PEPA) 膜  ポリアクリロニトリル (PAN) 膜  ポリメチルメタクリレート (PMMA) 膜 など 〇セルロース系膜 小分子物質の除去に優れるが、 PS 系膜に比べて低分子蛋白の除去に劣るとされています。 セルロース系膜には PVP や BPA は含まれていません。 現在市販されているのはセルローストリアセテート (CTA) 膜のみで、 親水性で抗血栓性に優れます。近年では CTA 膜を改良し高い蛋白分画特性と 濾過性能を持つ ATA 膜というものもできています。   続きはダイアライザの機能的分類について②へ

新年のご挨拶 2024年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。  当院がつつがなく新しい年を迎える事が出来ましたのも  ひとえに皆様のご支援、ご厚情の賜と心よりお礼申し上げます。 昨年は、コロナによる生活制限も緩和されて 少しずつではありますが、穏やかな日常に戻りました。 まだまだ、感染者が出る中ではありますが、私共も健康に留意し、 感染拡大しないよう細心の注意をして参りたいと思います。 皆様にとって本年が実り多き、穏やかな一年になりますように、 スタッフ一同診療に取り組んでまいりたいと思います。 三保の森クリニック 院長 宍戸 崇

1月第1週の献立表(1月4日~12月6日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

年末年始のお知らせ

年末年始のお知らせ 一般外来  12/29~1/3休診となります。 人工透析 1/1(月)元旦が休診となるため、 月水金の方 12/31(日)←1/1(月)に変更となります。       1/3(水)~通常通りに戻ります。 火木土の方  12月、1月ともに通常通りとなります。 また12/29(金)~1/3(水)までの間、昼食の提供を停止させていただきます。 三保の森クリニック

12月第5週の献立表(12月25日~12月30日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

12月第4週の献立表(12月18日~12月23日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

12月第3週の献立表(12月11日~12月16日)

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   三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

透析とプライミングについて

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今回のテーマは透析とプライミングについて  プライミングとは?  透析室では臨床工学技士が透析の準備をするため、 ダイアライザや回路を叩いている場面を見たことがあると思います。 透析を始める準備を プライミング といい、 ダイアライザと血液回路の 洗浄、充填 を行います。 ダイアライザや血液回路内に不純物や空気が入っていると、 患者さんの血管に入ってしまうため、 内部を液体で満たしてあげる必要があります。 中の液体は血液と触れるため、 生理食塩液や透析液などの等張液 ( 浸透圧が血液と同じで溶血が起こらない液体 ) を使用します。 プライミングが十分でないと   血液透析を行う際に血液はダイアライザや血液回路に触れるため、 内部に不純物や薬剤などの溶出物があると、 患者さんの血管から体内に入り 免疫反応を活性化 させます。 また、血管に大量の空気が入ると空気によって血管の閉塞が起こり、 空気塞栓 とよばれる状態になります。 ( 空気の量が 10mL 以下であればリスクはないとされています ) 血液回路には可塑剤として、フタル酸ジ -2- エチルヘキシル (DEHP) や トリ -2- エチルヘキシルトルメリテート (TOTM) が含まれているものがあります。 ダイアライザには充填液として滅菌水、保護剤としてグリセリン、 合成材料のビスフェノール A(BPA) 、 親水化剤のポリビニルピロリドン (PVP) などが 含まれています。 不純物や溶出物の除去