花粉症

そろそろ花粉症の季節になってきました。
この季節の花粉症はスギが7割程度を占めると言われています。
日本に植林されているスギやヒノキは90%以上が樹齢30年を超える成木で
活発に花粉を飛散する時期を迎えています。


また、昨年夏の日照時間が長かった事もあり、
花粉飛散量がさらに増加し例年より多くなる見込みです。
飛散の時期も例年よりやや早め2月中旬くらいから、
症状もそれにあわせて比較的早い時期から出始めると思われます。

花粉症では、くしゃみは連続性に出る事が多く、

鼻水は粘性ではなく透明でサラサラしています。



また鼻のつまりは粘膜の浮腫が原因で起こっており、
他の症状よりやや遅れて見られるのが特徴です。
この他に目のかゆみなどもよくある症状です。


この様な症状が出たら早めに先生に診てもらい
治療を開始しましょう。
また、例年花粉症を発症されている方は、
花粉症の発症前に治療を始めると、
症状の発症を遅らせ(初期療法)、
飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。
また、早期に症状を改善させることもでき、
結果として、処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。


日頃から、花粉症の予防対策も試してみましょう。

① 外出時はマスクやメガネを上手く利用しましょう。
② 衣類は花粉が付着しやすい毛織物は避けましょう。
③ 帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室しましょう。
④ 帰宅後は、洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
 
⑤ 飛散が多い時は窓、戸を閉めておきましょう。
⑥ この時期は布団や洗濯物の外干しは最小限にしましょう。
⑦ 室内のお掃除はこまめに行い外からの花粉を除去しましょう。
 
 
早めの対応で、症状を悪化させずこの春を乗りきって下さい。

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