水虫(白癬)

水虫は、白癬菌と呼ばれるカビが原因でおこる皮膚疾患です。 高温多湿となるこの季節は特に重症化しやすく 足の指・趾間・足底に痒みや皮むけなどの症状がおこります。 また、進行すると皮膚の深部まで侵入し、 爪の肥厚や 変色なども見られるようになります。 これらは、ほおっておくと悪化・慢性化しやすく細菌に感染しやすい 環境をつくってしまいます。 閉塞性動脈硬化症(末梢血流不全)や 糖尿病(末梢血流不全・神経症が・容易感染)の方は 特に足の切断に至る場合もあります。 たかが水虫されど水虫・・・初期に見つけしっかり治療しておきましょう。 水虫のタイプと症状 ①足白癬 足の指や趾間、足底などに菌が増殖して発症します。 症状 ・趾間型******足の指の間の皮膚が ふやけむけてきます。 ・小水疱型****小さい水ぶくれができます。 ・角質増殖型**かかとを中心に皮膚が硬く 厚くなりひび割れなどができます。 ②爪白癬 足白癬が進行し爪の中に菌が侵入、増殖して発症します。 症状 爪が変色し(白っぽい、黄色い) 爪と皮膚の間が厚くもろくなります。 水虫にならない、水虫を悪化させない為には 日頃から足をよく観察し、手入れする事が大切です。 次回ブログは・・・ 水虫にならない為の予防と、そのポイントを チェックしていきましょう。