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9月, 2024の投稿を表示しています

9月第3週の献立表(9月16日~9月21日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

9月第2週の献立表(9月9日~9月14日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

特定検診・特定検診セット券の予約中止について

特定検診・特定検診セット券の予約中止について 現在検査機器の不調のため特定検診の予約を中止させて頂いております。 保健指導は引き続き実施しております。 ご不便おかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

腎性貧血治療薬

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  今回のテーマは腎性貧血治療薬 腎性貧血治療薬 腎臓は造血ホルモン ( エリスロポエチン ) を分泌しています。エリスロポエチンは骨髄中の赤芽球系前駆細胞に作用し、赤血球の分化と増殖を促進させます。そのため、腎機能が低下すると、エリスロポエチンの分泌が低下し、貧血が進行してしまいます。これを腎性貧血といいます。また、透析患者さんにおいて鉄欠乏も貧血の原因になっている可能性があります。   腎性貧血治療薬の作用 赤血球造血刺激因子製剤 (ESA) 造血ホルモンであるエリスロポエチン (EPO) を製剤化したものです。 EPO は骨髄内で赤血球系造血前駆細胞に作用し、赤血球産生を促進します。   鉄剤 鉄はヘモグロビン合成に欠かせない材料です。経口鉄剤は十二指腸と空腸上部から吸収され、トランスフェリンによって血液中を移動し、骨髄内で赤芽球に取り込まれて、ヘモグロビン合成に利用されます。 HIF-PH 阻害薬 HIF とは、低酸素状態のときに誘導される蛋白質で、 EPO 産生や鉄の吸収を促進する働きがあります。低酸素状態ではないとき、 HIF-PH という酵素により分解されます。 HIF-PH 阻害薬は HIF の分解を防ぐことで、赤血球を増やします。   腎性貧血治療薬の種類 赤血球造血刺激因子製剤  体内でつくられるエリスロポエチンと同じ構造をもつ、エポエチンアルファ ( エスポー ®) 、エポエチンベータ ( エポジン ®) は血中半減期が短く週 2 ~ 3 回の投与が必要になります。血中半減期を長くしたダルベポエチンアルファ ( ネスプ ®) 、エポエチンベータペゴル ( ミルセラ ®) があります。 ESA は他の ESA と併用することはできません。一般にヘモグロビン値 10 ~ 12g/dL を目標として投与量を調節します。 薬剤名 一般名 半減期 ( 静注 ) 用法 エスポー ® エポエチンアルファ 6.0 ~ 7.5 時間