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シャント(穿刺)

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血液透析を行うためにはシャントに針を刺す“穿刺”を毎回しなければなりません。 穿刺を行う針には翼状の羽が付いており皮膚との固定が容易な翼状針や、 セーフティー機能付きで針刺し事故を防止できるものなどがあります。 翼状針以外は金属の内筒針とプラスチックの外筒針の二重腔針になっており、 穿刺した後内筒針は抜いてしまい、プラスチックの外筒だけをシャントに固定します。 血液透析は1分間におよそ200~300ml程度の血液量で体外循環を行うため、 16~17ゲージ(直径1.4~1.6㎜)の内径が大きい穿刺針を使用します。 シャントへの穿刺は単に針を刺すだけでなく、穿刺針や穿刺部位の選択から始まり、 皮膚の消毒や各穿刺針の位置関係、疼痛、止血など患者さんの様々な状況を想定して行います。 シャントを長持ちさせる鍵となるのがシャント肢の観察です。 視診、触診、聴診を組み合わせることでシャントトラブルの早期発見につなげます。 〇視診(皮膚の観察) 皮膚のかぶれ、湿疹、内出血の有無を確認します。発赤や腫脹を認め、 疼痛を伴う場合は感染が疑われるため注意が必要です。 〇触診 血管の走行や性状、狭窄部位などを触って確認します。 〇聴診 吻合部から体に向かってシャント全体の音を確認します。 シャント音が急に弱まる、または消失する場合狭窄が考えられます。 狭窄が起こると「ヒューンヒューン」という風の吹くような高い音がして、 シャント音が聞こえない場合は閉塞の可能性が高いです。 シャント音は毎日確認し異常がある場合はすぐに病院に連絡しましょう。

11月第1週の献立表(11月2日~11月14日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

CL施設の様子②

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前回に引き続き、CL施設内の様子になります。 ヒイラギの花が咲き始めました。 ヒイラギの葉を見るとクリスマスを連想しますが、 実は白い花が咲くようです。

10月第4週の献立表(10月19日~10月31日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

10月第3週の献立表(10月12日~10月17日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

CL施設の風景

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季節はすっかり秋模様となりました。 クリニック職員入口とトレーラハウス横には金木犀の花が立派に咲いています。 金木犀のあまい香りにはリラックス効果もあるようです。 遠くからでも良い香りが漂ってくるので癒されますね。

10月第2週の献立表(10月2日~10月10日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

透析時間

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 透析はどのくらい行うのが患者さんにとって良い効果があるのでしょうか。 透析時間が少なすぎると様々な尿毒症症状が出てしまいますし、 多 すぎると日常生活に支障が出てしまいます。 日本透析医学会の調査によると、血液透析 (HD) の場合 4 時間以上の 患者さんに比べて 4 時間未満の患者さんでは 1.19 ~ 1.34 倍と死亡リスクが高くなっています。    透析療法は失われた腎機能の一部を補うものです。 透析により血液中の尿毒症性物質や水分を除去し、 正常値に近付けるほど生命予後は良いと考えられます。  血液透析では患者さん個人の透析効率を再評価しながら 必要な透析量を設定することができ、 透析量=透析効率×透析時間で表されます。 適正透析の指標となるものは様々なものがあります。     ・大きな分子量の物質が除去されているかな ・小さな分子量の物質はどうかな ・透析の時間と回数 ・毒素が抜けた体液の量と割合   様々な指標を組み合わせて、透析量や透析効率を考える必要があります。 そして限られた透析回数や機械でも透析時間や血流量、透析液流量を 工夫して適正透析を目指します。        

9月第4週の献立表(9月21日~10月1日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

秋の実り

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気温もだいぶ落ち着き、過ごしやすい季節になってきました。 クリニックの施設裏では栗が実っていました。