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新年のご挨拶 2021年

新年あけましておめでとうございます。  皆様方におかれましては、 清々しい新年をお迎えられました事をお喜び申し上げます。  また旧年中は、多大なるご配慮を賜り事故なく無事、 新しい年を迎えられた事、心よりお礼申し上げます。  昨年は新型コロナウィルスの流行により、日本中、 いや世界中がその対応に追われ混乱した一年となりました。  当クリニックでも標準予防策の徹底や発熱患者様の隔離などに取り組み、 対応に当たりました。 本年中には新型コロナウィルスに対する ワクチンの接種が開始されると思われ、その流行の収束が願われます。  皆様にとって本年が実り多き、穏やかな一年になりますように、 スタッフ一同診療に取り組んでまいりたいと思います。 三保の森クリニック 院長 宍戸 崇

新年のご挨拶 ~赤枝グループ理事長 赤枝雄一~

新年明けましておめでとうございます。  旧年中は格別のご高配を賜り、心から御礼申し上げます。  昨年はCOVID-19(新型コロナウィルス)をきっかけに、 世界にとって1つの転換期となりました。世界的なパンデミックの影響により、 人々の意識と動きを変え、政治のあり方を変え、 様々なニューノーマルが確立されました。 そして、医学研究・医療の現場にも大きな変化をもたらしつつ、 喫緊の課題として医療のあり方が問いかけられております。  新型コロナウイルス感染拡大防止に今後も取り組んでまいりますので、 ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、昨年は当法人グループにおいて教育研修センターが開設いたしました。  又、本年は5月に横浜市緑区に特別養護老人ホーム しょうじゅの里三保のサテライト施設(定員29名)が、 10月に千葉県茂原市に(仮称)特別養護老人ホームしょうじゅの里茂原(定員29名)の開所を予定しています。  更に、サテライト施設を含めた3つの高齢者福祉施設が 2022年度の開所を目指して準備を進めているところです。 この他にも構想中のプランがいくつかあり、 医療法人グループとしての歩みを止めず、引き続き邁進してまいります。   皆様には、より一層のご理解とお力添えを賜ります様お願いを申し上げます。  本年が皆様方にとりまして幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げまして、 新年のご挨拶とさせていただきます。  赤枝グループ 理事長 赤枝 雄一

お正月飾り

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 今年も残すところあと僅かとなります。 年の瀬12/28に今年もお正月飾りを行いました。 来年は少しでも落ち着いた年になることを願います。

浮腫

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 人体の約60%は電解質や栄養素を含む水分で構成されていて、 この水分を体液とよびます。 体液は細胞内液と細胞外液の2つに分けられ、 細胞外液はさらに組織間液(間質液)と血管内に 存在する血漿の2つに分けられます。 細胞外液のうち組織間液が増加して 組織の間質に過剰な体液が貯留した状態を 浮腫(むくみ)といいます。    腎臓は血液を濾過し、老廃物や余分な水分を体外に 排泄している臓器です。腎不全の場合は腎機能の低下に よって余分な水分や塩分(ナトリウム)が排泄できなくなって 体内に貯留し、浮腫が生じます。    透析患者さんは腎不全による浮腫が起こりやすいですが、 合併症によっては心不全や肝不全、 低栄養(蛋白質摂取量減少から生じる低蛋白血症)などが 原因となり浮腫が生じることもあります。 また、血栓や感染症などの炎症、リンパのうっ滞による 局所性浮腫を生じることもあります。   ナトリウムが体内に過剰に貯留すると透析後の心胸比や hANP(心臓に負担がかかった時に多く分泌されるホルモン)が上昇します。 しかし低蛋白血症による浮腫の場合、 それらの指標は上昇するとは限りません。 さらに心機能の低下なども浮腫の原因となるため、 臨床症状や経過をよく見て判断することが重要です。

1月第1週の献立表(12月28日~1月9日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

12月第3週の献立表(12月14日~12月26日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

年末年始のお知らせ

年末年始のお知らせ 一般外来  12/28~1/3休診となります。 人工透析 1/1(金)元旦が休診となるため、 月水金の方 12月は通常通り、1/1(金)→1/2(土)に変更 火木土の方 12月は通常通り、1/2(土)→1/3(日)に変更 となります。1/4(月)~通常通りに戻ります。 また12/29(火)~1/3(日)までの間、昼食の提供を停止させていただきます。 三保の森クリニック

12月第1週の献立表(11月30日~12月12日)

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三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

下肢つり

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  突然発症する痛みを伴った下肢筋のつれは、 強直性の筋収縮で「筋硬直」ともいいます。 下肢のつれは透析治療に伴う急性の合併症の一つで、 透析中終盤に症状が現れることが多いです。  下肢つれには多くの因子が関与しますが、 最大の要因は総除水量が多い、 除水速度が速いことで、多くは血圧低下を伴います。 急速、過剰な除水を避けることが重要で、 除水速度は「 体重 (kg) × 15mL/h 」を目安とされています。 発症時には生理食塩液の急速な補充を行います。 尿素窒素やナトリウムなどの浸透圧物質が除去され、 血漿浸透圧が低下することも原因の一つで、 10% 塩化ナトリウム溶液や 50% ブドウ糖液などの 高張液を血液回路内へ注入する場合もあります。  その他に、透析液の使用に伴うアルカリ化で、 イオン化カルシウム濃度が低下することも原因となります。 高張液の注入で改善しなければ 8.5% グルコン酸カルシウム液の注入を試みます。  また、食事が不十分で低マグネシウム血症、 低カリウム血症の患者さんも下肢つれが起きやすいです。   下肢つれを予防する方法として漢方の芍薬甘草湯の内服や、 下肢筋肉への血流を促すよう下肢の軽い運動 ( 足踏み ) をしたり、 温めることも効果があるとされています。

施設の周りの様子

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 11月後半にもなるとクリニック前の木々が見事に色づいてきます。 晴天の日などに来院の際はぜひご覧になってください。