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3月第2週の献立表(3月6日~3月11日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

動脈血酸素飽和度(SpO2)

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今回のテーマは動脈血酸素飽和度(SpO2)について  SpO2を測定するパルスオキシメーターとは?  呼吸が苦しい時などに指につける機械を パルスオキシメーター と言います。 パルスオキシメーターは光を利用した非侵襲的(患者さんへの影響が少ない)な 動脈血酸素飽和度(SpO2) モニタです。低酸素血症、末梢循環低下、不整脈などの早期発見、 それに対する治療・処置による状態変化の確認に利用されます。 動脈血酸素飽和度(SpO2) と脈拍数を ・非侵襲的 ・リアルタイム ・連続的 にモニタリングする機器 何を測定しているの?  動脈血ヘモグロビン(Hb)のうち酸素と結合している ヘモグロビン(酸化Hb)の比率を皮膚を通して測定しています。(SpO2)   どのように測定しているの?(測定原理)  還元Hbに強く吸収される赤色光(波長≒650nm)と 酸化Hbに吸収される赤外光(波長≒940nm)の2 波長の光を交互に末梢組織に当て、両者の吸光度の差を解析し、酸素飽和度を測定します。 測定で注意することは? 一般に SpO2 は96~99%の範囲にあり、 90% を切れば呼吸不全になっている可能性があります。 またSpO2が普段の値から 3~4%低下 したときには早めの受診が必要になります。 循環血液量不足、低血圧、低体温などでの測定は、精度が低下します。 また、マニキュアは赤外線を吸収するものが多く、受光部への太陽光、 照明(特に蛍光灯)の光侵入は測定誤差をもたらします。

3月第1週の献立表(2月27日~3月4日)

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   三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

2月第4週の献立表(2月6日~2月11日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

2月第3週の献立表(2月13日~2月18日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

2月第2週の献立表(2月6日~2月11日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

血糖値

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今回のテーマは血糖値について 血糖コントロールの意義  近年糖尿病性腎症は日本において透析導入の原疾患で最も多く、 透析導入患者さんの約4割が糖尿病を有しています。  糖尿病は血管を傷つけ、網膜症や神経障害、大血管症(脳梗塞、心筋梗塞)などの 様々な合併症リスクを高めるため、血糖の管理はとても重要です。 透析患者さんに適した糖尿病の指標  透析患者さんの糖尿病の管理として透析前の 随時血糖値 および GA(グリコアルブミン) を指標とすることが推奨されています。 〇HbA1c HbA1cはブドウ糖のくっついたヘモグロビンが どのくらいの割合で存在しているかを%で表したものです。  糖尿病診療で一般的に用いられているHbA1cは赤血球寿命の短縮や 透析による失血、腎性貧血の治療に使用される赤血球造血刺激因子製剤(ESA)の 影響で低値を示すため参考値程度に用います。 〇 GA(グリコアルブミン)  GAはブドウ糖のくっついたアルブミンです。  GAは赤血球寿命の短縮に影響されず、過去2~4週間の血糖値を反映します。  安定した血糖コントロール下では2週間で大きく変動しないため、1か月に1回の測定が推奨されます。 透析患者さんにおける目標値 血糖値  透析前の随時血糖値180~200mg/dL未満 ・高い時→透析開始時500mg/dL以上の著名な高血糖の場合2~4単位の 超速攻型インスリン製剤の皮下注射を検討します。 しかし、多くの施設で透析液のブドウ糖濃度が100~150mg/dLのものを 使用しているため、透析を開始すると自然に低下し、 3~4時間の透析終了後には300mg/dL未満に低下します。 ・低い時→60mg/dL未満、明らかな低血糖症状がある場合、 経口の5~10gブドウ糖を摂取するか50%グルコース注射液20mlを注入します。 GA   20.0%未満(心血管イベントの既住歴があり、低血糖傾向のある場合には24.0%未満) ネフローゼ症候群や甲状腺機能亢進症、腹膜透析患者さんは、GAが低めの値になることが知られています。 HbA1c 参考値程度に用いる

検査のお話し シャントの日常管理⑤

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  検査のお話し 『 VA の日常管理』   アクセスの種類と呼び方   患者様の体と透析装置をつなぐ方法・手段を透析アクセス( Dialysis access )と言います。 その中には、以下の種類があります。 血管へのアプローチは、下記のとおりです。     1. vascular バスキュラー   access アクセス    血液透析 ・内外シャント ・動脈表在化 ・血管内留置カテーテル 2 . peritoneal ペリトニール   access ア クセス   腹膜透析 ・腹膜内留置カテ―テル クリニックの患者様が、『 シャント』と言って透析に使用されている血管は 1 番の Vascular ( バスキュラー ) access ( アクセス ) と言われるものです。 通常、 Vascular ( バスキュラー ) の V と access ( アクセス ) の A を取って VA と呼びます。