検査のお話し シャントの日常管理②
『シャントの日常管理』
透析患者さんは、治療を行う為に、
最初にバスキュラーアクセスを作ります。
ほとんどが自己血管による「内シャント」の作成です。
これは、腕の動脈と静脈を皮下で直接つなげる事によって、
静脈に多くの血液を流し、
透析に必要な脱血量約200ml/minを随時取り出せるように
する為の物です。
透析の際は、このシャント血管に2か所針を刺し、
脱血、浄化、返血を行います。
通常、週3回この作業を繰り返します。
つまり、1週間で最低6回、年間で290回
針を刺すという事になります。
したがって、シャント血管には、高い動脈圧と、
穿刺によるダメージと、今までなかった
沢山の負荷がかかってきます。
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