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10月第4週の献立表(10月21日~10月26日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

10月第3週の献立表(10月14日~10月19日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

10月第2週の献立表(10月7日~10月12日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

カリウム抑制薬

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  今回のテーマはカリウム抑制薬について 透析とカリウム 腎臓は電解質のバランスを保つ役割があり、腎機能が低下すると体内の電解質異常が起こります。透析患者さんの場合、尿から排泄されていたカリウムが、体内に蓄積されることで高カリウム血症を引き起こします。血中のカリウム濃度が高くなると、手指のしびれや不整脈が起こることがあるため定期的な採血が重要です。  高カリウム血症になった場合、日常的に服用する薬としては 陽イオン交換樹脂 があります。腸管でカリウムとイオン交換することで血中カリウム濃度を低下させます。 カリウム抑制薬の作用 陽イオン交換樹脂 消化・吸収されることなく、下部結腸付近で ポリスチレンスルホン酸カルシウム の カルシウムイオン または ポリスチレンスルホン酸ナトリウム の ナトリウムイオン と腸管内の カリウムイオン が交換され、腸管内のカリウムを便から排泄し、血中カリウム濃度を低下させます。 カリウム抑制薬の種類 薬剤名 一般名 特徴 ケイキサレート ® ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 散剤とドライシロップ。散剤は注腸投与も可能。ナトリウムによる浮腫や血圧上昇に注意。便秘に注意する。 カリメート ® ポリスチレンスルホン酸カルシウム 散剤、ドライシロップ、経口液、ゼリー。ゼリーには専用フレーバーがある。高カルシウム血症に注意する。便秘に注意する。