標準化蛋白異化率(nPCR)について

 標準化蛋白異化率(nPCR)とは

 標準化蛋白異化率(nPCR)は体重1kgあたりの一日に産生される尿素窒素の量を示していて、食事における蛋白摂取量の指標になります。透析では栄養状態の評価に用いられ、目標値は0.91.2g/kg/日です。

 


どういうときに変化する?

血清アルブミン値よりも鋭敏に反応し、高値の場合には蛋白摂取量が多いこと、異化亢進状態にあると考えられます。また、低値の場合には食事摂取量、とくに蛋白摂取量が少ないことが考えられます。

 日本腎臓医学会で推奨されている蛋白摂取量は標準体重あたりの摂取量ですが、nPCRは透析後の体重あたりの値のため認識が異なります。

 

低値の場合の対策

低値の場合には食事内容を把握し、食事摂取量が十分か確認します。食事摂取量が不十分な場合にはどのようにすれば食事量が増やせるか検討し、場合によっては栄養補助食品の使用も検討されます。

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