投稿

6月第3週の献立表(6月16日~6月21日)

イメージ
 今週の透析食の献立はこちらです。三保の森クリニックの透析食は、水分・塩分・リン・カリウムを制限内に収めながらも、バランス良く、低栄養にも配慮した食事です。患者様が栄養をしっかり摂取して元気になっていただけるよう心を込めて作っております。

6月第2週の献立表(6月9日~6月14日)

イメージ
   今週の透析食の献立はこちらです。三保の森クリニックの透析食は、水分・塩分・リン・カリウムを制限内に収めながらも、バランス良く、低栄養にも配慮した食事です。患者様が栄養をしっかり摂取して元気になっていただけるよう心を込めて作っております。

カルニチン

イメージ
  今回のテーマはカルニチンについて カルニチンとは カルニチンは脂肪酸の代謝に必要不可欠な生体内物質で、必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されます。透析患者さんは腎臓でのカルニチン産生低下や食事からの摂取量減少、透析での喪失によりカルニチンが欠乏しやすくなっています。体内での合成は 25% にすぎず、 75% が食事 ( 肉に含まれる ) に由来するとされています。 血中にはカルニチン単独の状態 ( 遊離カルニチン ) 、脂肪酸と結合した状態 ( アシルカルニチン ) の 2 つの状態で存在します。 基準値 カルニチンの基準値 総カルニチン: 45 ~ 91 μ mol/L 遊離カルニチン: 36 ~ 74 μ mol/L アシルカルニチン: 6 ~ 23 μ mol/L 遊離カルニチン濃度が < 20 μ mol/L の場合、カルニチン欠乏症と診断されます 摂取量の減少、血液透析による除去、薬剤 ( 抗けいれん薬、抗菌薬など ) 、まれに先天性代謝異常で低下します。また、肝不全・肝硬変、横紋筋融解症、カルニチン製剤の過剰投与によって血中濃度が上昇します。 カルニチン欠乏症は貧血、低心機能、透析中低血圧、下肢つりなどと関連しているといわれています 。 対策 食事摂取量を確保するほか、欠乏症の場合は静注製剤として投与されます。心疾患の原因とも考えられるトリメチルアミンがカルニチンから腸内細菌で合成されるため、経口製剤の過剰投与は避けたほうが良いとされています。   レボカルニチン製剤 薬剤名 一般名 特徴 エルカルチン ®FF 静注シリンジ レボカルニチン 他の錠形 : 錠剤、内服液。インスリン製剤や経口糖尿病治療薬で治療中の糖尿病患者さんへ投与する場合は、低血糖の恐れがあるため、モニタリングするなど慎重に投与する。投薬中は定期的にバイタルサインや臨床検査、カルニチンの欠乏状態のモニタリングを行います。

鯖の梅煮

イメージ
5/15 (木)は鯖の梅煮をご提供しました 。   魚料理は生臭みが出ないように下処理を行います。 まずは、魚の臭みを取るために、魚の切り身に熱湯をかけて霜降りを行います。 霜降りを行うと魚のアクが出てくるのでこれを水で洗い流します。 そして、生の魚を扱った後は、細菌汚染の拡大を防ぐために 調理器具やシンクに熱湯をかけて殺菌を行います。 今日はこの種無し梅を使って鯖を梅煮にします。 梅干しに含まれるクエン酸などの有機酸には 魚の臭みを抑える効果があります。 また、梅干しの酸味は煮魚の味をさっぱりと引き締めます。 さらに、透析食は減塩料理となりますが 酸味を加えることで味がしっかりと感じられるようになります。 こちらは鯖の梅煮を煮込んでいる所です。 梅干しの酸味や旨味がたっぷり鯖に染みて 見ているだけでよだれが溢れてくるようです。   安心してお召し上がりくださいね。

6月第1週の献立表(6月1日~6月6日)

イメージ
  今週の透析食の献立はこちらです。三保の森クリニックの透析食は、水分・塩分・リン・カリウムを制限内に収めながらも、バランス良く、低栄養にも配慮した食事です。患者様が栄養をしっかり摂取して元気になっていただけるよう心を込めて作っております。

5月第5週の献立表(5月26日~5月31日)

イメージ
 今週の透析食の献立はこちらです。三保の森クリニックの透析食は、水分・塩分・リン・カリウムを制限内に収めながらも、バランス良く、低栄養にも配慮した食事です。患者様が栄養をしっかり摂取して元気になっていただけるよう心を込めて作っております。

鶏肉と大根の煮物

イメージ
  5/11 (日)は母の日でしたね 。 当院は日曜日はお休みなので、前日の 5/10 (土)に 母の日のカーネーションをかたどった和菓子をご提供しました。   また、主菜は大根と鶏肉の煮物をご用意しました。 煮物に使う大根、人参、いんげんは下茹でをしてから使用しています。 下茹でをすることでカリウムを1~2割程度減らすことができます。 そして、味付けは減塩醤油を計量して行っています。 透析食はこのようにカリウムや食塩など 制限が必要な栄養素に配慮して作られていますので 安心してお召し上がりくださいね。

5月第4週の献立表(5月19日~5月24日)

イメージ
 今週の透析食の献立はこちらです。三保の森クリニックの透析食は、水分・塩分・リン・カリウムを制限内に収めながらも、バランス良く、低栄養にも配慮した食事です。患者様が栄養をしっかり摂取して元気になっていただけるよう心を込めて作っております。

こどもの日

イメージ
5/5 (月)は子供の日でした 。 子供の日には柏餅を食べる風習がありますが、 これは 柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから 子孫繁栄や家系の継続を願う縁起物として 江戸時代から武家社会で広まった習慣です。   柏餅を食べることで、子供たちの健やかな成長と 家族の繁栄を願う意味があります。  当院では焼皮柏餅とカレーライスをご提供しました。 こちらは、赤枝病院の厨房の大鍋でカレーを作っている様子です。 分厚い鉄鍋で大量に作る料理は温度上昇が緩やかで、 熱がまんべんなく行き渡ります。 また、大きな鍋には大きな対流が生まれ 熱が均等に入ります。 これらのことが料理のおいしさにつながります。 皆様に喜んでいただけますように…

5月第3週の献立表(5月12日~5月17日)

イメージ
   今週の透析食の献立はこちらです。三保の森クリニックの透析食は、水分・塩分・リン・カリウムを制限内に収めながらも、バランス良く、低栄養にも配慮した食事です。患者様が栄養をしっかり摂取して元気になっていただけるよう心を込めて作っております。