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12月第4週の献立表(12月22日~12月27日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

12月第3週の献立表(12月16日~12月21日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

年末年始のお知らせ

  年末年始のお知らせ 一般外来  12/29~1/4休診となります。 人工透析 1/1(水)元旦が休診となるため、 月水金の方 12/29(日)←12/30(月)       12/31(火)←1 /1(水) に変更となります。       1/3(水)~通常通りに戻ります。 火木土の方 12/30(月)←12/31(火) に変更となります。       1/2(木)~通常通りに戻ります。 また12/29(金)~1/4(土)までの間、昼食の提供を停止させていただきます。 三保の森クリニック

12月第2週の献立表(12月9日~12月14日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)治療薬 ②二次性副甲状腺機能亢進症

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  今回のテーマは慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常 (CKD-MBD) 治療薬②について 二次性副甲状腺機能亢進症について  低カルシウム血症や高リン血症になると、副甲状腺ホルモン (PTH) が分泌されて、カルシウムやリンを正常な値にしようとします。カルシウムやリンが適正でない状態が続くと PTH が過剰分泌となり、二次性副甲状腺機能亢進症になります。この状態になると骨からカルシウムとリンが溶け出し、血中のカルシウムやリンが上昇します。これらが上昇すると血管の石灰化が起こり、様々な臓器に障害を起こします。また、骨が溶け出すことで骨が脆くなり、骨折しやすくなります。   カルシウム受容体作動薬と活性型ビタミン D 3 製剤 CKD-MBD 治療薬の種類 カルシウム受容体作動薬 薬剤名 一般名 特徴や注意点 レグパラ ® シナカルセト塩酸塩 錠剤。副作用 : 低カルシウム血症、悪心・嘔吐など。投与開始前に血清カルシウム濃度が 9.0mg/dL 以上であることを確認する。 パーサビブ ® エテルカルセチド塩酸塩 注射薬。副作用 : 低カルシウム血症、悪心・嘔吐など。投与開始前に血清カルシウム濃度が 8.4mg/dL 以上であることを確認する。 オルケディア ® エボカルセト 錠剤。副作用 : 低カルシウム血症、悪心・嘔吐など。投与開始前に血清カルシウム濃度が 8.4mg/dL 以上であることを確認する。 活性型ビタミン D 3 製剤 薬剤名 一般名 特徴や注意点 アルファロール ® ワンアルファ ® アルファカルシドール 錠剤、散剤、カプセル、内用液。肝臓で代謝されてカルシトリオールになる。脂溶性ビタミンのため、食後に投与することで吸収率がよくなります。 ロカルトロール ® カルシトリオール カプセル、注...

12月第1週の献立表(12月2日~12月7日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

11月第5週の献立表(11月25日~11月30日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

11月第4週の献立表(11月18日~11月23日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

11月第3週の献立表(11月11日~11月16日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)治療薬 ①リン吸着薬

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  今回のテーマは慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常 (CKD-MBD) 治療薬 ( ①リン吸着薬 ) について リンについて リンは骨や歯などをつくっているとともに、細胞の代謝に必要な成分です。通常は腎臓で調節されますが、腎機能が低下すると尿からリンが排泄されずに体に蓄積してしまいます。   リンが高いと 血中のリン濃度が高くなると血管に石灰化が起こり、動脈硬化が発生し、脳や心臓など様々な場所で循環障害につながります。また副甲状腺機能を亢進させてしまうため、骨が脆くなります。 リンは食事から取り込まれるため、リンの摂取量を減らし、消化管でのリンの吸収量を減らす食事療法が有効とされます。それに加えて薬物療法を行うことでより適切な濃度を保つことができます。 リン吸着薬 高リン血症に使われる薬としてリン吸着薬があります。リン吸着薬は食事から摂取したリンと消化管で結合し、吸収されるのを防ぎ、便とともに体外に排泄することで血中のリン濃度を低下させます。 薬剤名 一般名 特徴や注意点 カルタン ® 沈殿炭酸カルシウム 食直後に服用。錠剤、口腔内崩壊錠、細粒。カルシウムを含有したリン吸着薬。高カルシウム血症に注意。抗生物質の一部との併用は間隔を空ける。 ホスレノール ® 炭酸ランタン水和物 食直後に服用。チュアブル錠、顆粒、口腔内崩壊錠。リン吸着力が高い。抗生物質の一部との併用は間隔を空ける。 フォスブロック ® レナジェル ® セベラマー塩酸塩 食直前に服用。錠剤。透析患者さんのみ使用可能。電解質に影響を与えにくい。水分で膨張するため便秘や腹部膨満感が起こりやすい。腸閉塞がある患者さんは投与できない。 キックリン ® ビキサロマー 食直前に服用。カプセル、顆粒。消化系の副作用を軽減できる。他の薬剤の吸収を低下させる。腸閉塞がある患者さんは投与できない。 リオナ ® クエン酸第二鉄水和物...

11月第2週の献立表(11月4日~11月9日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

11月第1週の献立表(10月28日~11月2日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

10月第4週の献立表(10月21日~10月26日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

10月第3週の献立表(10月14日~10月19日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

10月第2週の献立表(10月7日~10月12日)

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 三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

カリウム抑制薬

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  今回のテーマはカリウム抑制薬について 透析とカリウム 腎臓は電解質のバランスを保つ役割があり、腎機能が低下すると体内の電解質異常が起こります。透析患者さんの場合、尿から排泄されていたカリウムが、体内に蓄積されることで高カリウム血症を引き起こします。血中のカリウム濃度が高くなると、手指のしびれや不整脈が起こることがあるため定期的な採血が重要です。  高カリウム血症になった場合、日常的に服用する薬としては 陽イオン交換樹脂 があります。腸管でカリウムとイオン交換することで血中カリウム濃度を低下させます。 カリウム抑制薬の作用 陽イオン交換樹脂 消化・吸収されることなく、下部結腸付近で ポリスチレンスルホン酸カルシウム の カルシウムイオン または ポリスチレンスルホン酸ナトリウム の ナトリウムイオン と腸管内の カリウムイオン が交換され、腸管内のカリウムを便から排泄し、血中カリウム濃度を低下させます。 カリウム抑制薬の種類 薬剤名 一般名 特徴 ケイキサレート ® ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 散剤とドライシロップ。散剤は注腸投与も可能。ナトリウムによる浮腫や血圧上昇に注意。便秘に注意する。 カリメート ® ポリスチレンスルホン酸カルシウム 散剤、ドライシロップ、経口液、ゼリー。ゼリーには専用フレーバーがある。高カルシウム血症に注意する。便秘に注意する。

10月第1週の献立表(9月30日~10月5日)

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   三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

9月第4週の献立表(9月23日~9月28日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

9月第3週の献立表(9月16日~9月21日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

9月第2週の献立表(9月9日~9月14日)

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    三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

特定検診・特定検診セット券の予約中止について

特定検診・特定検診セット券の予約中止について 現在検査機器の不調のため特定検診の予約を中止させて頂いております。 保健指導は引き続き実施しております。 ご不便おかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

腎性貧血治療薬

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  今回のテーマは腎性貧血治療薬 腎性貧血治療薬 腎臓は造血ホルモン ( エリスロポエチン ) を分泌しています。エリスロポエチンは骨髄中の赤芽球系前駆細胞に作用し、赤血球の分化と増殖を促進させます。そのため、腎機能が低下すると、エリスロポエチンの分泌が低下し、貧血が進行してしまいます。これを腎性貧血といいます。また、透析患者さんにおいて鉄欠乏も貧血の原因になっている可能性があります。   腎性貧血治療薬の作用 赤血球造血刺激因子製剤 (ESA) 造血ホルモンであるエリスロポエチン (EPO) を製剤化したものです。 EPO は骨髄内で赤血球系造血前駆細胞に作用し、赤血球産生を促進します。   鉄剤 鉄はヘモグロビン合成に欠かせない材料です。経口鉄剤は十二指腸と空腸上部から吸収され、トランスフェリンによって血液中を移動し、骨髄内で赤芽球に取り込まれて、ヘモグロビン合成に利用されます。 HIF-PH 阻害薬 HIF とは、低酸素状態のときに誘導される蛋白質で、 EPO 産生や鉄の吸収を促進する働きがあります。低酸素状態ではないとき、 HIF-PH という酵素により分解されます。 HIF-PH 阻害薬は HIF の分解を防ぐことで、赤血球を増やします。   腎性貧血治療薬の種類 赤血球造血刺激因子製剤  体内でつくられるエリスロポエチンと同じ構造をもつ、エポエチンアルファ ( エスポー ®) 、エポエチンベータ ( エポジン ®) は血中半減期が短く週 2 ~ 3 回の投与が必要になります。血中半減期を長くしたダルベポエチンアルファ ( ネスプ ®) 、エポエチンベータペゴル ( ミルセラ ®) があります。 ESA は他の ESA と併用することはできません。一般にヘモグロビン値 10 ~ 12g/dL を目標として投与量を調節します。 薬剤名 一般名 半減期 ( 静注 ) 用法 エスポー ® エポエチンアルファ 6....