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辺り一面雪景色!

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 今年は暖冬傾向にありますが、2/5は関東でも大雪となりました。 雪が降りだすとあっという間に雪景色となり、夕方には積もっていましたね⛄ 当クリニックの送迎車両はこの時期全てスタットレスタイヤに交換し、 安全運転に留意し送迎を行っています😊

2月第2週の献立表(2月5日~2月10日)

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   三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

クレアチニン(Cr)①

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今回のテーマはクレアチニン (Cr) について クレアチニンとは クレアチニン (Cr) は 運動によって産生される筋肉の代謝産物 ( 老廃物 ) で 筋肉量に左右されます。筋肉は半分が蛋白質でつくられていることから、 栄養指標の一つとして用いることもできます。 Cr は分子量 113 で尿素窒素と 同じ分子量の小さい物質です。 クレアチニンでわかること Cr は 腎臓で濾過されてほぼ尿中へ排出される ため、 腎臓の機能が低下すると血清 Cr が高値を示します。 そこで透析導入前は腎機能の評価として用いられます。 ただし『維持透析ガイドライン』にも血清 Cr 濃度は加齢による筋肉量の減少、 運動などによる筋肉量過多、性差、栄養状態など腎機能以外の要因に影響されるため、 Cr ですべてがわかるわけではありません。

2月第1週の献立表(1月29日~2月3日)

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   三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

1月第4週の献立表(1月22日~1月27日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

ダイアライザの機能的分類について②

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ダイアライザの分類 ダイアライザの分類には血液透析器 Ⅰ型、Ⅱ型、 S 型 という分類があります。 Ⅰ型Ⅱ型に関してはβ2ミクログロブリンのクリアランス値 ( 除去性能 )70mL/ 分、 アルブミンふるい係数 0.03 を境として 蛋白非透過型 / 低透過型 (a 型 ) と 蛋白透過型 (b 型 ) の4型に分類されます。 S 型は特別な機能を持つもの定義され、 生体適合性に優れる、 吸着によって溶質除去できる、抗炎症性、抗酸化性を有するとされています。 現在 PMMA 膜が S 型に分類されています。 ダイアライザの選択 患者さんの血清アルブミン値、食事の状態、体重変動など、 患者さんの栄養状態に応じて蛋白非透過型 / 低透過型 (a 型 ) もしくは 蛋白透過型 (b 型 ) を使用するか判断します。 検査データのみならず、痒み、関節痛なども膜素材や型を決定する要素となります。 また透析膜によるアレルギー様反応 ( 血圧低下、発熱、血小板減少 ) も 少なからずあります。そのような場合は他の膜素材や PVP の含まれていないダイアライザへの変更を検討します。

1月第3週の献立表(1月15日~1月20日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

1月第2週の献立表(1月8日~1月13日)

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  三保の森クリニックで、患者様にご提供しているお食事をご紹介します。 いわゆる『透析食』は、水分・塩分・リン・カリウム等の制限が多い食事となります。 『我慢』が必要な食事は、やっぱりどこか寂しいもの。 当クリニックでは、患者様にとってお食事が楽しみであり続けられるよう、 母体病院である赤枝病院の栄養士が知恵を絞り、更に栄養課にて心を込めて作っています。

ダイアライザの機能的分類について①

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今回のテーマは ダイアライザの機能的分類について ダイアライザは色々 ダイアライザは中空糸型と積層型では形が違い、 見た目は似ていてもサイズや膜の素材にも様々なものがあります。 そして、難しい話になりますが機能によって分類されており、 今回はそんな分類のお話です。 血液透析は拡散と濾過の原理により尿毒素と過剰な水分を除去するため、 透析膜には高い溶質透過性 ( 尿毒素の通りやすさ ) と透水性 ( 水を通す性質 ) が 求められるとともに、十分な機械的強度と生体に悪い影響や刺激を与えないこと ( 生体適合性 ) も必要とされます。 ダイアライザの材質 ダイアライザの材質は、 石油由来の合成高分子系膜 と 天然素材のセルロース系膜 とに大別されます。 〇合成高分子膜 低分子蛋白の除去に優れ、生体適合性が良いとされています。 最も使用されているものはポリスルフォン (PS) 膜で、 PS 膜は疎水性のため水になじみやすくする ( 親水化剤 ) ポリビニルピロリドン (PVP) が 添加されています。また多くの高分子系膜は 合成材料のビスフェノール A(BPA) を含んでいます。  ポリスルフォン (PS) 膜  ポリエーテルスルフォン (PES) 膜  ポリエステル系ポリーマーアロイ (PEPA) 膜  ポリアクリロニトリル (PAN) 膜  ポリメチルメタクリレート (PMMA) 膜 など 〇セルロース系膜 小分子物質の除去に優れるが、 PS 系膜に比べて低分子蛋白の除去に劣るとされています。 セルロース系膜には PVP や BPA は含まれていません。 現在市販されているのはセルローストリアセテート (CTA) 膜のみで、 親水性で抗血栓性に優れます。近年では CTA 膜を改良し高い蛋白分画特性と 濾過性能を持つ ATA 膜というものもできています。   続きはダイアライザの機能的分類について②へ

新年のご挨拶 2024年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。  当院がつつがなく新しい年を迎える事が出来ましたのも  ひとえに皆様のご支援、ご厚情の賜と心よりお礼申し上げます。 昨年は、コロナによる生活制限も緩和されて 少しずつではありますが、穏やかな日常に戻りました。 まだまだ、感染者が出る中ではありますが、私共も健康に留意し、 感染拡大しないよう細心の注意をして参りたいと思います。 皆様にとって本年が実り多き、穏やかな一年になりますように、 スタッフ一同診療に取り組んでまいりたいと思います。 三保の森クリニック 院長 宍戸 崇